オープンハートの会設立趣旨書

日本語で「リハビリ」というと、(障害者や)事故・疾病で後遺症が残った方々(のみ)を対象とした身体的な運動能力を回復させるための訓練や作業療法をイメージしがちではありませんか?

でも、本来の意味では単に身体的だけにとどまらず、心理的、職業的あるいは社会的にも復帰するという意味も含んでいる言葉なのです。

現在、苦しい思いをしている人はたくさんいます。しかしながら、今の社会で考えられている「リハビリ」というものは限定的ではありませんか?

自分にリハビリが必要と考えているあなた、私たちとリハビリについて考え、生活の質(Quality Of Life=QOL)を高めるきっかけをつくりませんか?

QOLは、「夢を実現し幸せになる」ということではありません。
どんな環境下であろうと、また、障害のある人にもない人にもかかわらず、各自の生き甲斐を見つけ、それを各自が発展させていくということです。

きっとあなたにはあなたの生き甲斐があるはずです。
ただ、QOLは人から与えられるものではありません。
自分で気づき、自分で発見しなければなりません。

そこで、皆さんのQOLを向上させるための発展ときっかけを作るため、私たちと一緒に考えてみませんか?ほんの小さなきっかけが大きくQOLを向上させることもあります。そのきっかけは自分では気づかないことが多いです。ちょっとした小さなきっかけを見つけるために、QOLについて私たちと一緒に考え、自分のQOLを発展させてみませんか?